ドリップコーヒー美味しい淹れ方のコツ①お湯の上手な注ぎ方3つ

ドリップコーヒー美味しい淹れ方のコツ①お湯の上手な注ぎ方3つ

ドリップコーヒーを淹れるとき、お湯の注ぎ方がちょっと難しいですよね。

でもその反面、注ぎ方のコツをマスターすれば、好みの味を作り出すこともできるんです。

そこで今回は、ドリップコーヒーを何回も淹れているうちに気づいた、お湯の注ぎ方のコツを3つ、お伝えします。

簡単なコツさえつかめば、もっと美味しいコーヒーが淹れられるようになりますよ☆

注ぎ方をマスターすれば、ドリップコーヒーの味を自由に調整できる!

ハンドドリップはシンプルな淹れ方なので、挑戦しやすいですよね。

一方、お湯の注ぎ方に慣れないうちは、抽出されたコーヒーの味が安定しない、というデメリットがあります。

自分で淹れたドリップコーヒーが美味しくない!と感じる原因は、たいてい、お湯の注ぎ方にあると私は考えています。

とはいえ、そもそも注ぎ方に正解なんてないと思うんですね。

注ぎ方によって味わいを変えられる自由さが、ドリップコーヒーの魅力のひとつなのです。

ただし!

それを狙ってできるかどうか、ってことなんですよね。

適当にお湯を注いで「あれ、前と味が違う」というのはちょっと悲しい。

でも。

コクを出そう。

酸味を引き立たせよう。

そんな感じで出来上がりを意図し、そうなるように調整できたら最高です。

なので、注ぎ方のコツを習得して、調整するポイントを知っておきましょう☆

ドリップコーヒー注ぎ方のコツ①なぜ<蒸らし>が大切なのか?

ドリップコーヒーの淹れ方を調べると、必ず<蒸らし>が大切、って書いてありますよね。

これは本当にそうで、蒸らし時間が足りないと、お湯を注いでもうまくいかないんです。

なぜなら、蒸らすことによって、注いだお湯が、コーヒー粉全体に行き渡るようになるからです。

すると・・・こうなります↓。

コーヒーのエキスをしっかり抽出

この事実が腑に落ちるよう、ここでちょっと、イメージしてみてください。

ドリッパーの中にセットされたコーヒー粉。

その真ん中にお湯を注ぐと、ズボッと穴が空いて、お湯が一瞬で通り抜けてしまった・・・。

すると、周囲のコーヒー粉にはまったく触れていない状態、つまり、コーヒー粉のエキスをじゅうぶんに抽出できていないことになりますよね。

ですが、<蒸らし>によってコーヒー粉全体を湿らせることで、お湯の通り道が一本道にならないようにできるのです。

イメージとしては、コーヒー粉全体に、細かく枝分かれした毛細血管(お湯の通り道)をふわーっと張り巡らせて、お湯をじわじわっと染み渡らせるイメージです。

すると、コーヒー粉全体からまんべんなく、エキスを抽出できます。

<蒸らし>のコツ

蒸らしに使うお湯の量は、コーヒー粉の分量と同じくらいが目安。

1人分のコーヒー粉は8〜12gくらいですから、それくらいの量ということになりますね。

たとえばコーヒー粉10gの場合は、

  • 全体の湯量が160ml
  • 全体の湯量のうち、10ml前後(大さじ1程度)を蒸らしに使う

という感じになります。

次に、蒸らす際のお湯の注ぎ方ですが、あくまで<蒸らし>なので、強く注いではいけません。

ポイントは以下の通りです。

  • 軽く、ふんわり、粉の上にお湯をかぶせるイメージで、そっと加える
  • 加えたお湯はカップに落とさず、コーヒー粉の中にとどめるようにイメージ
  • お湯はコーヒー粉の中心付近にのせる。中心から粉がふわーっと広がっていくイメージを持つと、うまくいく
  • 新鮮な(挽きたての)コーヒー粉を使ったほうが、ふわーっと広がりやすい
  • 古い粉の場合、ふわっとならないことも
  • 蒸らし時間は20〜30秒

いかがでしたか?

次は、ケトルの選び方についてです。

ドリップコーヒー注ぎ方のコツ②なぜ、細口ケトルが良いのか?

ハンドドリップでは、お湯を細く注ぐことも大切だと言われていますね。

これにもちゃんと理由があります。

細く注ぐ、というのは、ケトルの注ぎ口から出るお湯の量のことです。

お湯が注ぎ口から細い筋のように注がれるのが理想です。

これが、注ぎ口からドバッと出てしまったら、どうなるでしょうか?

・・・。

注がれる量が多いと、その分、お湯の流れる勢いも強くなりますよね。

せっかく蒸らしておいても、注いだお湯がコーヒー粉の層を一気に通り抜けてしまうのです。

すると、コーヒーのエキスをうまく抽出できません。

なので、注いだお湯がコーヒー粉の層にゆっくり染み渡るように、細く注いでいくことが大切なのです。

お湯を細く注ぐコツ

わたしが実感したコツは次の2つです。

ケトルやポットには、お湯を多めに入れておく

まず、コーヒー1杯あたりに使うお湯の量は、160〜180mlくらいが一般的です。

ですが、1杯を淹れるために1杯分のお湯を準備するのではなく、注ぐ際に使用するケトルやポットの大きさに対し、できれば7〜8割くらいの高さまでお湯が入っている状態にします。

なぜかというと、ケトル内のお湯の量が少ないと、注ぎにくいからです。

イメージしてみてください。

ケトル内のお湯が少ない状態でドリッパーに注ぐには、ケトルを大きく傾けないとお湯が出てこないですよね。

でも、ケトルを大きく傾けると流れ出てくるお湯に勢いがついてしまい、あれよあれよのうちに、お湯がドバッと出てしまうことがあります。

一方、ケトルにお湯がたっぷり入った状態だと、少し傾けるだけでお湯がチョロチョロっと出てくるので、お湯の量を調整しやすいのです。

ですので、お湯は多めに準備するといいですよ。

ドリップ用の細口ケトルを使う

普通のやかんだと、注ぎ口が広いので、細く注ぐのが難しいです。

ハンドドリップには、ハンドドリップ用に注ぎ口の細いケトルを使うのが理想です。

HARIO (ハリオ) V60ドリップケトル・ヴォーノ ガス火・IH対応 800ml シルバー VKB-120HSV

ドリップ専用のケトルは注ぎ口の長いものが多く、ケトルの傾きによってお湯を注ぐ量やスピードを調整しやすいというメリットもあります。

もしくは、コーヒーポットを用意して、やかんで沸かしたお湯を移し替えてから注ぐのもひとつの方法です。

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さて、次は3つ目のコツ。

1回に抽出する分量についてです。

ドリップコーヒー注ぎ方のコツ③なぜ、多めに淹れると良いのか?

これは、どういうことなのかというと・・・。

たとえば、わたしは独り暮らしなので、ふだん、コーヒーは1杯ずつ淹れることがほとんどです。

でも友人が遊びに来たときに、おかわり分も含めて4杯分まとめて作ったことがあったんです。

そのときに気づいたんです。

ハンドドリップは、1杯分よりも数杯分まとめての方が、断然、淹れやすい!

これは、だまされたと思って実際にやってもらえるとわかりやすいのですが、コーヒー粉の量が少ないと、お湯を少量加えようとしても、ちょっとした加減で勢いがついてしまい、一気にコーヒー粉の層を抜け落ちてしまうことも。

また、ちょっと手元がブレて、注いだお湯がペーパーフィルター(ドリッパーの内側)に触れてしまう、ということが起こりやすいのです。

コーヒー粉の量が多い(2〜4杯分)ときほど、手元がちょっとブレても抽出には影響が少ないと感じます。

なので、わたしはいちどに350ml程度(コーヒー粉25g分)抽出して、保温タンブラーに入れておきます。

わたしが持っているタンブラーだと、入れる量にもよりますが5〜6時間くらいは保温できています。

サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml エスプレッソ JNO-501 ESP

何回も淹れる手間が省けるので、一石二鳥ですよ☆

まとめ:3つのコツで、ハンドドリップのお湯の注ぎ方がグンと上達

いかがでしたか?

お湯の注ぐこと自体は簡単だけど、意外と奥が深いですよね。

いい味を出すには、基本をしっかり守ること。

お湯を注ぐコツを最後にまとめておきますね。

  1. 蒸らしをしっかりおこなう
  2. お湯は細く注ぐ
  3. できれば2〜4杯分まとめて抽出する

以上となります。

注ぎ方のコツがわかってくると、「コクを引き出したい」「クリアな味わいにしたい」など、今、飲みたい味を引き出すこともできるようになりますよ。

素敵なカフェ時間をお過ごしくださいね。

おすすめの記事:酸味や苦みが少ないコーヒーの淹れ方って ?味わいの調整に挑戦してみた。

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