ベトナムコーヒー専用フィルターを使った淹れ方の基本

最近、ちょっと知られるようになってきたベトナムコーヒー。
あのスターバックス リザーブでも、ベトナム産のダラットコーヒーを取り扱っていますよね。
いろいろな楽しみ方ができるベトナムコーヒーですが、基本はやっぱり、現地で飲まれているアノ飲み方。
今回は、ベトナムコーヒー専用のコーヒーフィルターを使った淹れ方のポイントをお伝えします。
ベトナムコーヒーを淹れるときに準備するもの
1杯分(コーヒー液を約70ml抽出)
- ベトナムコーヒー粉 15〜20g
- お湯90ml
- 練乳(コンデンスミルク)を大さじ1〜2杯(好みで)
- カップやグラス(ガラス製がおすすめ)
ベトナムフィルターでコーヒーを淹れる手順
まず、ベトナムフィルターにコーヒー粉をセットします。

次に、コーヒー粉の上に中フタをかぶせて、ネジを閉めて粉を軽く押さえます。
このとき、中フタのネジを固くしめすぎると、コーヒー粉が押し込まれてギュッと密集した状態になります。
すると、お湯を注いだときに、お湯が下に落ちにくくなります。
かといって、ネジを締めるのがゆるいと、お湯がさっと通り抜けてしまい、コーヒーのエキスがしっかり抽出されません。
このあんばいが、ポイントです。
中フタを閉めたら、あらかじめ練乳を入れておいたグラスの上に、フィルターをのせてセット。
お湯を20ml程度(中フタから少し流れ出る程度)注ぎます。この状態で20秒蒸らします。

次に、残りのお湯70mlを注ぎ、上フタをかぶせます。
あとは抽出されるのを待つだけです。

上記の分量で、抽出時間は7〜9分くらいが目安。
一般的なハンドドリップ だと、160ml程度を抽出するのにかかる時間が2分半くらいなので、こちらはかなりゆっくりですね。
抽出が終わったかな?と思ってフィルターを見てみると、まだお湯が残っていたりしますので、フィルターの取り外しは慎重におこないましょう。
コーヒーが落ちきるのを気長に待ってみてください。

出来上がったベトナムコーヒーです。

時間がかかる分、お湯がほど良く冷めて飲みやすい温度になっています。
そのままホットで飲んでもいいし、かき混ぜてから氷入りのグラスに入れ替えるのもおすすめですよ。

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個性的なベトナムコーヒー、ぜひ試してみてくださいね。
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