番外編☆福岡・博多近辺のロースターカフェ散歩。出張中にお仕事するならココ!

福岡県の博多近辺には、魅力的なロースターカフェが多いって知っていましたか?
私は先日、仕事で福岡に5日間滞在しました。
その際、博多近辺のカフェを数件訪問して気づいたことや、利用しやすさなどをリポートします。
出張中ということで、美味しいコーヒーを飲みながらお仕事もはかどるカフェを探しました。
もし出張などで出かける機会があれば、参考までにチェックしてみてくださいね。
博多近辺のロースターやカフェ数件を訪ねて気づいたこと
今回は、5日間の滞在で6つのカフェ(コーヒースタンドを含む)を利用してみました。
- 白金茶房(薬院)
- COFFEE COUNTY(薬院)
- マヌコーヒーくじら店(薬院)
- REC COFFEE meets RETHINK-CAFE(天神)
- REC COFFEE(博多駅前マルイ/KITTE博多6階)
- ハニー珈琲(博多駅前)
福岡のメジャーどころを攻めてみた感じです。
これらを回ってみてちょっと驚いたのは、試飲コーナーが充実している!ということ。
上記のうち、COFFEE COUNTY、REC COFFEE meets RETHINK-CAFE、REC COFFEE、ハニー珈琲(博多駅前)には、試飲コーナーがありました。
みんな自家焙煎のお店なので、コーヒー豆の販売もしており、その種類も充実しています。
どのお店も6〜8種類くらい販売していました。
そのすべてが試飲できるようになっているのです。
陳列されたコーヒー豆の先頭に、コーヒーの入った透明のドリップポットや、試飲用の紙コップが置かれていて、自由に手に取れるようになっています。
これは東京では見かけない光景でした。
東京でも、その日のオススメコーヒーを試飲させてくれるところはありますが、全種類自由に飲めるというのは見たことがなかったです。
ちょっと興奮しましたね。
例えば同じ浅煎りでも、香りの違いってあるじゃないですか。
グリーンアップルとか、ストロベリーとか、オレンジとか・・・。
それを同時に飲み比べられる機会って、あまりないと思いませんか?
今回の福岡・博多のカフェ巡りでは、予想外にそんな楽しみ方ができたことが発見でした。
なので、コーヒーについてちょっとくわしくなりたい人や、お気に入りを見つけたいと思っていたら、試飲できるカフェに行ってみると良いですよ!
さて、それでは具体的にカフェのリポートをしていきましょう。
今回は出張中の訪問ということで、仕事のしやすさにポイントを置いてリポートします。
博多のロースターやカフェでのんびりお仕事するなら、どこがいい?
博多駅の周辺は人が多すぎて、ゆったり仕事ができるカフェが少ないんですよね。
それに、スタバとかシアトルズベストコーヒー、タリーズ、上島珈琲店など全国展開のチェーン店が多い。
そこで、博多から少し足を伸ばして行ってみたのが、薬院というエリアです。
博多駅から地下鉄で天神まで行き、七隈線に乗り換えて、「薬院」という駅で下車します。
平日の昼間だったせいか、地元の人しかいない感じで、非常に落ち着いて過ごせました。
(地元の人に聞いたところ、夜は結構賑やかなようですね)
時間はちょうどお昼頃。
計3軒のお店に行きました。
白金茶房(薬院)
まずは駅から歩いて7〜8分ほどの、「白金茶房」から。
白金茶房の雰囲気は?
住宅街にポッとある一軒家風のお店で、路面店ですが、入口は少し奥まったところにあります。
アプローチは涼しげな雑木林ふうになっています。
ドアを開けると、入り口に近いところにコーヒーを淹れるキッチンがあり、使い込んだ風情のポットが2つ火にかかっており、スタッフさんが忙しそうに準備をしていました。
私が案内されたのは、入口からすぐの1階です。
席からの眺めはこんな感じ。↓
目の前に緑がそよいで、雰囲気はとってもいいです!
癒される感じ。
ただ、細長いお部屋なので、座っている椅子の背もたれの後方は、人がやっと通れるくらいのスペースです。
隣との距離も近いです。
なので、お仕事向きのカフェというよりは、一人で食事を楽しんだり、もしくはお友達とおしゃべりをして過ごすのが良さそう。
白金茶房の料理は?
ランチメニューがあり、パスタランチやパンケーキのランチがありました。
今回は、クラシックパンケーキランチを注文。
前菜として、直径20cm以上ある大皿にサラダがたっぷり運ばれてきました。
そして、表面がつるつるでふんわりしたパンケーキが1枚。
白金茶房のコーヒーは?
そして肝心のコーヒーですが、「白金茶房ブレンド」というオリジナルのブレンドコーヒー(¥500)があって、浅煎り、中煎り、深煎りから選ぶことができました。
自家焙煎ではないのですが、同じ福岡県の豆香洞というロースターで焙煎されたものです。
(豆香洞は、世界一の焙煎士のお店として知られています)
私は浅煎りのブレンドを注文。
ブラジル、コスタリカの豆を中心にブレンドされているとのこと。
浅煎りのブレンドですが、酸味がそれほど強くなく、でも爽やかで、丸みのある味でした。
舌に残らない軽さがありますね。
お食事との相性も良いように感じました。
もちろん、豆の販売もあります。
COFFEE COUNTY Fukuoka(薬院)
次に訪れたのは、白金茶房から歩いて5分くらいのところにある、COFFEE COUNTY Fukuokaです。
COFFEE COUNTYはどんな雰囲気?
COFFEE COUNTYさんは久留米の人気店で、薬院のお店は2号店とのことです。
お店に到着すると、まず目に飛び込んできたのが物販および試飲コーナーでした。
ゆったりとしたスペースに、6〜7種類(正確に数え忘れました)のコーヒーが、自由に試飲できるようになっていました。
COFFEE COUNTYは、カフェというよりはコーヒースタンドという雰囲気。
大きなテーブル席や個別のテーブル席もあるんだけど、落ち着いて過ごすというよりは、コーヒーを片手に雑談、飲み終わったらサッと帰る、みたいな過ごし方が似合うお店でした。
もしくは試飲コーナーで飲み比べをしながら、自分好みの豆を探したいときにおすすめです。
COFFEE COUNTYのコーヒーは?
私はドリップコーヒーをシングルオリジンで注文。
スタッフの方によると、浅煎りが押しということだったので、エチオピアのイルガチェフという銘柄を選びました。
オープンキッチンのような感じなので、スタッフの方がハンドドリップでコーヒーを淹れている様子もしっかり見えて、ちょっと勉強になりましたね。
お湯を注ぐ時のポットの傾け方とか、ああ、そうやってナナメに傾けると細く注げるのね!とか。家に帰ったらやってみようと思いました。
そして運ばれてきたコーヒーは、鼻を近づけると青いストロベリーの香りがします。
見た目も赤茶色で紅茶のような軽やかなコーヒーでした。
マヌコーヒー ロースター クジラ店(薬院)
3軒めはマヌコーヒーさんです。
マヌコーヒー ロースター クジラ店はどんな雰囲気?
マヌコーヒーさんはいろいろ店舗があるようですが、今回行ったのは、コーヒーカウンティさんから徒歩3分くらいのところにある、マヌコーヒーロースタークジラ店です。
2階建ての一軒家を改造したような風情で、黄色の壁が目印。
入り口を入ると奥の方に焙煎機も見え、倉庫っぽい開放的な空間が広がっています。
こちらのお店は、2階がメインのフロアとなっていて、テーブル席がゆったりと配置されています。
立食パーティーができるくらいのゆったり感です。
全部ではありませんが、電源が使える席もあります。
私は平日14時ごろに行きましたが、席は結構空いていましたし、お店の中も広々としているので、気兼ねなく長居できました。
3時間ほど、パソコンでカタカタ原稿を書いていましたよ。
なので、平日の昼間に静かにお仕事をしたいときは、マヌコーヒーのクジラ店はおすすめです。
マヌコーヒー ロースター クジラ店のコーヒーは?
「クジラブレンド」をフレンチプレスの抽出でオーダーしました。
(ハンドドリップ か、フレンチプレスかで選べるようになっていました)
こちらのブレンドは、苦みや渋みが少ない軽めの味わい。
ちょっと酸味があるので、フレンチプレスで抽出したコーヒーにしては重たくない、けれどもオイルやとろっとした舌触りも感じられる印象です。
今日のシメにふさわしい一杯となりました。
さて、次の日は、さらにこちらにも行ってきましたよ。
REC COFFEE meets RETHINK-CAFÉ(天神)
REC COFFEEは博多近辺にいくつかの店舗があります。
今回訪れたのは、天神駅近くのビックカメラ向かいにある、REC COFFEE meets RETHINK-CAFÉです。
こちらの店舗は2階もあり、かなりゆったりしています。
1階はフロアの中央に相席用の大きなテーブルがあり、他、壁に沿って二人がけのテーブル席がゆったり配置されています。
ゆったりしていると長居もしやすいですし、フリーWIFIが利用できるのもありがたい!
そしてこちらでも、試飲コーナーがありました。
REC COFFEE meets RETHINK-CAFÉのコーヒーは?
私は浅煎りのコーヒーの中から、ホンジュラス産の豆でドリップコーヒーを注文しました。
REC COFFEEさんは、コーヒーをシングルオリジンで注文すると、銘柄について説明したカードをつけてくれるんですね!
これはうれしいですね。
次にコーヒー豆を選ぶ際の参考にもなりますね。
コーヒーは酸味が上品で、最初にグリーンアップルの香り。
飲んで味を噛み締めていると、メープルシロップの優しいコクが感じられます。
優しい酸味でサンドイッチとの相性も抜群でした。
REC COFFEE meets RETHINK-CAFÉの料理は?
サンドイッチのほか、トースト系やホットドック系もありますので、ランチがてらの利用もオススメです。
ケーキも7〜8種類はありましたね。
私の注文したサンドイッチは、とにかく色彩が美しかった。
色を食べて元気になれた感じがしました。
REC COFFEE 博多マルイ店(博多駅)
同じREC COFFEEになりますが、博多駅の近くで過ごしたいときにはこちらがおすすめです。
博多駅前のマルイ(KITTE博多)の6階にあります。
ただし、マルイの休館日はカフェもお休みになります。
REC COFFEE 博多マルイ店の雰囲気は?
私は滞在中に3回いきましたが、いずれも16時頃に訪問しました。
席は大きなテーブル席と、二人がけのテーブル席、窓に向かったカウンター席があります。
マルイの中ということもあるのか、これまで訪れたカフェに比べると、テーブルとテーブルが近い感じ。
ゆったりしたカフェではないけれど、博多駅から近いのは便利ですよね。
また、16時〜18時くらいの時間帯であれば、混んではいても満席という感じでもなく、3回ともすぐに座れましたし、18時くらいになるとお店は全体的に結構空いていました。
電源はなかったけれど、席数もあるので、2〜3時間お仕事をするのにはおすすめです。
ただ、マルイなので、トイレはカフェの中にはありませんので、念のため。
ランチタイムは不明ですが、夕方の利用であれば、意外と穴場かもしれません。
あ、ちなみに試飲コーナーもありますし、個包装のドリップコーヒーや、水出し用のパック、コーヒーグッズなどの販売も充実しています。
博多からの帰路、立ち寄ってお土産を買うのにもおすすめです。
REC COFFEE 博多マルイ店のコーヒーと料理は?
基本的に、先述した天神のREC COFFEEと同じです。
私は九州産いちじくのタルトに、浅煎りのドリップコーヒー(ケニア)を合わせました。
オレンジの香りとちょっとスパイシーな感じもあって、フレッシュなタルトにぴったりでしたよ。
ちなみに、お店の方が金属フィルターでのドリップをお勧めしてくれたので、お願いしました。
香り高い浅煎りコーヒーに、コーヒーオイルもしっかり抽出されてかなりコーヒーを堪能できました。
抽出方法に選択肢を与えてくれるのも、うれしいですね。
コーヒーの楽しみ方を教えてくださっている感じがします。
ハニー珈琲 博多駅前店
最後はハニー珈琲さんです。
いろいろ店舗があるようですが、博多から行きやすいのは、博多駅の博多口の地下街にある店舗です。
こちらは、豆のみの販売ですが、店の向かい側に「ミエル」というレトロな感じの喫茶店があって、そこはハニー珈琲さんがやっているカフェみたいですね。
タイミングが合わず、今回は豆だけを買って帰ることにしましたが・・・。
しかし、ショック!
ハニー珈琲さんでも試飲をやっているので、試飲して豆を選ぶことを楽しみにしていたんですが、試飲は18時までだったんです。
私が行ったのは、15分くらい過ぎてました・・・。
ハニー珈琲の博多駅前店で豆を買う予定なら、早めの時間に行きましょう!
今回は、スタッフの方に説明を聞いて浅煎りの「ケニア」を買いました。
ちなみに、ハニー珈琲さんは福岡空港にもあり、試飲コーナーもありますので、飛行機を利用される場合はそちらで買うのもおすすめです。
ちなみに豆を買うと、コーヒーが一杯、無料でもらえます。
まとめ
いかがでしたか?
博多近辺はロースターカフェが一杯あって、珈琲好きにはたまらない街です。
特に、コーヒーの試飲ができるのはとっても魅力!
出張などでお出かけの際には、ぜひ行ってみてくださいね。
パソコン作業をするなら、REC COFFEE meets RETHINK-CAFÉ 、REC COFFEE 博多マルイ店、マヌコーヒー ロースタークジラ店がおすすめです。
それでは、今回はこの辺で。
素敵なカフェタイムをお過ごしくださいね。
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